未来に向けた農業 カギ握る大学研究室 東京理科大学
- 2018.07.10
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ミントをコマツナ等の農作物の周りに植えると、天敵を呼び寄せるとともに、農作物の防御遺伝子を活性化し、病害虫の活動を抑える。ハウス内でミントの匂いを嗅がせた農作物の苗をハウス外で栽培しても長期間、病害虫の防止効果が継続する。東京理科大学基礎工学部生物工学科の有村源一郎准教授の研究室での実験の成果だ。有村准教授は、匂いが植物と昆虫、植物と植物のコミュニケーションを取り持つメカニズムを、遺伝子工学や次世代シークエンサーなどの分析技法を使って遺伝子、タンパク質、物質レベルでの解明に取り組んでいる。2272号
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